リースバックの相談は無料で行っている会社が多いです。
リースバックだけに限らず、不動産全般についてちょっと話をするだけであれば別に費用を取らないという会社はごく普通です。
もちろん会社側の労力が皆無であるはずはありません。
対応する社員は時間を取られるわけで、そのための給与は会社が負担していることは明らかです。
担当者もどんな人であっても良いはずはなく、しっかりとした知識や経験を持った人である必要があるわけですが、そのための教育訓練にも何かしらのコストがかかっていることは当然になります。
ですが、会社は無料で対応しても、その後で実際の取引につながる案件が多少なりともあれば十分に見返りはあると考えているわけです。
不動産に関することは敷居が高くなるのが普通ですから、できるだけ気軽に来てもらいやすくする意図もあることは間違いありませんが、こちらとしてはありがたい仕組みではあります。
今まで住んできた住宅を売却した後しっかりと賃貸借契約を結ぶのがリースバックの大きな特徴になりますが、評判の良いメリットについてだけ考えるだけではなく、予想されるリスクの方にも目を向ける必要があると言えます。
所謂リスク管理の一種のことで、リースバックをすることで何が問題になってくるのかを予め知っておくことが大切なのです。
そこで、今回は絶対に知っておきたいリスク管理について詳しく紹介していきましょう。
まず最初は、家賃が値上げしてしまうことで家計の負担が増える可能性が出てきてしまうことです。
これくらいの家賃ですむだろうと考えて金額を上回ってしまうことがよくあるので注意が必要になります。
次に考えられるリスクは、買戻しの希望が通らないことが多々あることです。
何かしらの理由で買戻しを希望したとしても、一度契約してしまうと滅多に解消することはできなくなってしまうので覚えておきましょう。
これらのデメリットを知るだけでも快適なリースバックが行えるようになるので、学んでおくことをおすすめします。